6時間目『塾を変える手順』
塾に通っているから順風満帆かというと、必ずしもそうではないと思います。
だからといって通うのをやめてしまえば、勉強は停滞してしまいます。
となれば、塾を変える、転塾という手段に出なければいけない事があります。
それは『正しい塾の選び方』『賢い塾の選び方』をしたからといって必ずしも避けれるものではありません。
『正しい塾の通い方』を続けていても、それでもそういう時が来る事はあります。
では実際に塾を変える時にはどういう手順を踏むべきか考えましょう。
当たり前ですが転塾にはメリットとデメリットがあります。
それはどちらも環境が変わると言う事です。
良いようにも、悪いようにも働きうるはずです。
その事は必ず念頭に置いてください。
そういう意味では塾に通い始めると言う決断をする時よりも、慎重になる必要があります。
先ずは次に通う塾を探しましょう。
探し方は『正しい塾の選び方』『賢い塾の選び方』を参照ください。
大切なのは、辞める前に探す事です。
新しい塾を見つけて、新しい塾の体験を受けてみて、新しい塾に入塾手続きをして、塾を変えましょう。
塾に通わない時期を作るのは賢い事ではありません。
そうする事で勉強の習慣が薄れてしまうケースが、珍しくないからです。
また、今までの塾の選び方に加えて、比較するという作業が入る事に気をつけてください。
どうしても今通っている塾が基準になります。
少しでも良ければ良い塾に見えてしまい、すぐに移ってしまうことになりかねません。
そうすると、塾を転々としてしまうケースがあります。
極端な事を言えば、比較するのではなく、新しい塾は絶対的に最も良い塾だと思える塾を探すべきでしょう。
そして塾を変える上で最も重要な事は『不満』をきっちりと検証する事です。
今の塾に対して、必ず『不満』はあるはずです。
これは転塾の理由が、ポジティブである、ネガティブであるという事にかかわらず、必ずそうです。
今の塾に足りないものが何で、次の塾に何を求めるのか。
それを明確にしましょう。
そうした上で探せば、選び間違えるという事は少なくなるはずです。
なんにせよ、塾を変わると言うのは子供にとってストレスになります。
その事を考えて、慎重に考えるべきでしょう。
では、次の授業では、実際にどういう場合に塾を変えるべきで、どういう点に注意すべきかをお話しいたします。
引き続きよろしくお願いいたします。