良い塾と良くない塾
3時間目『良い塾と良くない塾』
塾の善し悪しを見分けるためには 良い塾とは何で、良くない塾とは何かをしっかりと定義しなければいけません。 結論だけ申し上げますと 良い塾とは目標を達成できる塾で 良くない塾とは目標を達成できない塾です ここで大事なのは、成績が上がる、上がらないではないという事です。 勿論、成績を上げる事が目標で入ったのであれば、成績が上がる事が目標の達成ですから、上がればそれは良い塾と言えます。 しかし、目標が志望校合格であればどうでしょうか。 成績がいくら上がっても、志望校に合格できなければ意味はありません。 また、成績が20点アップだったらどうでしょうか。 成績が10点上がったとしても意味はありません。 逆の事も言えます。 目標が一年以内に20点アップなら、半年間成績が全く上がらなくても良くない塾ではありません。 目標が志望校合格なら、学校の成績は低いままでも良くない塾ではありません。 何故こんなややこしい話をしているかといいますと、そこが塾の善し悪しを見分ける第一歩目だからです。 『その塾にはあなたが目標を達成するためのビジョンがありますか?』 という事を問いたいのです。 その目標のためのカリキュラムがあり、どの程度の期間で、どの程度頑張れば達成できるのか、塾と共有できているでしょうか。 目標に向かって、何をどうすればよいのかはっきり分かっているでしょうか。 それをはっきりと説明できない塾は善し悪しの問題の外にあります。 目標が無いわけですから、成功も失敗もありません。 そんな塾に限って、カリキュラムが立派だったり、内装が綺麗だったりするのですが、そんな事は何の意味もありません。 先ず塾に行った時に、目標を一緒に定める事の出来る塾というのが最低条件です。 目標について話をして、それを達成するための学習計画を提示してもらってください。 それに納得して初めて塾選びがスタートです。 目標の変更や、達成未達成は結果の話です。 結果の話を出来る塾を探すようにして下さい。 ここから『正しい塾の選び方』『賢い塾の選び方』がスタートです。 では、次の授業では、具体的な着眼点として一つ目『職員室』についてお話いたします。 引き続きよろしくお願いいたします。 |